熊の出没で観光やイベントにも影響 福島
Update: 2025-11-07
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「熊の出没で観光やイベントにも影響 福島」 行楽シーズンに影を落としているのが連日お伝えしている熊の出没です。観光やイベントにも影響が広がっていました。 後を絶たない熊の目撃や被害。出没範囲は、民家の庭にまでやってくるようになりました。7日朝、会津美里町では80代の女性が自宅の敷地で体長およそ50センチの熊を目撃。熊はその後、逃げ去り、人への被害はありませんでしたが、警察が付近の住民に警戒を呼びかけています。県内でのクマの目撃情報は 1500件を超え、前の年の同じ時期と比べて大幅に増えていて、この状況はまさに「異常事態」。影響は紅葉シーズン真っ只中の観光やイベントにも広がっています。 伊達市 協働まちづくり課 板垣 厚志 課長 「伊達市においても11月1日クマの捕獲、3日には林道で車とクマらしきものが接触したという情報もあって」「参加者の安全を第一に考えて登山ツアーを中止せざる終えなかった」 伊達市では今月16日、国際交流の一環で紅葉を楽しむ霊山の登山ツアーを企画していました。ただ、市内でも熊の出没が続いていることから6日、急遽、イベントの中止を決めたということです。 伊達市 協働まちづくり課 板垣 厚志 課長 「クマがいなくなるということはありえないと思うが、ちょっとでも観光場所から離れて生息してくれればいいと思っているが。」 紅葉狩りはもちろん、登山やハイキング、それにキャンプなど。いろいろなことが楽しめる季節ですが、そういった場所は必然的に熊と遭遇するリスクが高まってしまいます。県警も、キノコ採りなどで山に入ることは控え、野外活動も熊の出没状況によっては中止を検討することを呼びかけています。季節は冬になりましたが、このまま熊は冬眠に入ってくれるのでしょうか。
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